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12日目(3月15日)
前日の夜から本格的に具合が悪くなり、下痢だけでなく、間接痛とだるさが出てきた。
体温計はないけど、明らかに発熱してる。
朝起きると、食欲は完全に無く、かなり具合が悪いと感じたので、無理せず損保ジャパンのコールセンターに電話。
現在地のコヴァーラムビーチのすぐ近くのトリヴァンドラム(Trivandrum)という街に病院があると教えてくれたので、タクシーで行く事にする。
どうせトリヴァンドラム方面に移動しなくてはならないので、快適なタクシーが保険で乗れてラッキーだ。
とりあえずホテルをチェックアウトし、タクシーを呼んでもらう。
ホテルのロビーで「車はAC(エアコン)付きにする?AC無しにする?」と聞かれ、つい貧乏性なのでAC無しにしてしまった。
どうせ保険なんだからAC付きにしとけば良かった、、ちょっとだけ後悔。
タクシーが来たので、運ちゃんに体調がすごく悪いので病院に行ってもらうよう伝えて、乗り込む。
タクシーの運ちゃんは、マリオみたいな髭を生やしたおっさんで、すごく良い人だった。
乗っている間、僕がアレッピー ~ コタヤムまでフェリーで移動して、その後コーチンへと移動する予定だと言ったら。
運ちゃんは「それならコタヤム ~ アレッピー とフェリーで移動して、アレッピーからコーチンにバスで移動した方が楽だよ。」と丁寧に教えてくれた。
地震の話など世間話をしていると、突然、一軒の民家の前でタクシーは止まってしまった。
運ちゃんは「ちょっと待っててくれ。」というと、そのまま車をおりて民家の玄関へ行ってしまった。
奥さんらしき人が玄関先に出てきて、何やら話したかと思うと、今度は電話をかけて何やら話している。
(ちなみに僕は体調悪くて、死にそうな状態。)
運ちゃんは次に家の中に入って行ったかと思うと、家の中からセメント袋を運んで来て、玄関先に置いて、、という作業を2回繰り返した。
どうやら電話の話し相手にセメントを玄関先に出しておくように言われたらしい。
(あのー、僕の病院は?(・ω・;)
その後、運ちゃんは奥さんらしき人から銀色の弁当箱を二個もらって、ようやく車に戻ってきた。
運ちゃん「病院に行く途中に弟に弁当を渡さなきゃいけないんだけど、良い?(^v^)」
と聞くので、「良いよ~(´v`;)」と死にそうながらも笑顔で答える。
まあ変な外国人が病院に行くのより、奥さんの作った昼メシの方が、そりゃ大事だわ、、と納得。
しばらく走ると、運ちゃんはまたも車を止めて、弟らしき人に弁当を渡してた。
(こいつがマリオだから、弟はルイージかな。ちょっと細いし、、とかどーでもいい事を考える。)
そんなこんなでようやく病院に到着。
病院はKerara Institute of Medical Science という名前で、通称 KIMSと呼ばれているらしい。
予想以上に大きい病院だった。
外国人向けの窓口で受け付けをしてもらい、おじいちゃんのお医者さんに診察してもらう。
損保ジャパンのガイドブックの、症状が英語で書いてあるページを見せながら、身振り手振りで症状を伝えるのだが、いまいち伝わってるのかどうか怪しい、、(・ω・;)
体温も計って貰えなかったが、シャツの上から適当に聴診器を当てただけで、薬を処方される。
ちなみに、病院のレストランはかなりおいしそうな匂いをしてて、覗いてみたが、やはりサンバル&ドーサor プーリーという典型的な南インドの軽食だった。
(ちょっと惜しいが、食欲もないし、下痢も酷いので諦めた。)
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処方された薬は
・咳止めのシロップ(すげー怪しい味!!)
・解熱剤??
・下痢止め??
ちょっと体調的にきついが、列車の時間がちょうど良かったので、トリヴァンドラムからコタヤム(Kottayam)まで列車で行く事にする。
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薬を飲むために、駅の売店で菓子パンを買う。(4個で25 RSくらいだったかな。)
素朴な甘さで、胃腸が弱り切った僕には嬉しかった。
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駅で席を予約する時に「なるべく良いクラスにしてくれ。」と言ったら、この車両になった。
ていうか、これ寝台車ですね。(夜になると背もたれ部分が跳ね上がって2段目のベッドになる。)
まあ、座席がクッションになっているので尻が痛くならないのは助かる。
『地球の歩き方』の鉄道の路線図は全くあてにならないので、マドライのネットカフェでプリントアウトしておいた鉄道の路線図を見ながら、列車で移動。
コンパスと合わせて見ると、確実に正しい方向に進んでる事が分かるので、すごく便利です。
(南インドの田舎では、地図に載ってないような駅名ばかり続くので、こうでもしないとかなり精神的に疲れる。)
外の風景にも飽きて、ウトウトしていると、、、突然やってきたおばちゃんに、もの凄い剣幕で罵声を浴びせられて、肩を叩かれ座席から追い出されてしまった。
状況が理解できず、 (゜д゜) ポカーン としていると、おばちゃんとその家族は僕がいた席のあたりをすっかり占領してしまった。
おれの席なのにぃ、、、どーなてんの?と半泣き状態になっていると、近くにいたおっさんが話し掛けてきた。
おっさん「おまえの席ってどうなってんの? チケット見せてみ。」
僕がチケットを見せると
おっさんは「なんだこりゃ!?指定席番号が書いてねえじゃねえか。こんなん見た事ないぞ。」
おいおい、さっき車掌に切符見せたけど、何も言われなかったぞ、、(´д`;)
しょうがないので、近くにいた若者の隣になんとか座らせてもらった。
3時間ほどしただろうか、ようやくKottayamの駅に到着。
すでに日が落ち始めている。
Kottayamは地球の歩き方にも載ってない小さな街。
本来ならば、事前にネットカフェで良さげな宿を探すところだが、(あくまでもネットに頼り切る男)
時間もないし、体調も悪いので、とにかく早くベッドで休みたい。
と思っていると、駅から少し歩いたところに、けっこう立派なホテルを見つけた。
体が限界だから2000 RSくらいまでだったら値段は妥協しよう。と思っていたら、予想以上に安かったのであっさり決まる。
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Hotel Mali International.
AC付きで1泊 1600 RSくらい。
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驚いた事に、シャワーが可動式だった。素晴らしい。
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風呂の壁はこんなんだけど、、。
でも、ホテルのスタッフも親切で愛想が良く、良いホテルだった。
特に最初に部屋を案内してくれたスタッフはまだ14歳の少年だったが、真面目で利発そうな少年で、ベンガルから出稼ぎに来ていると言っていた。エアコン、テレビ、シャワーの使い方をとにかく丁寧に教えてくれた。
下痢が酷かったので、その日の夕飯は結局、昼に買った菓子パンの残りで済ませて、力尽きた。


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